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秋から冬にかけて旬を迎える切り干し大根は
食物繊維をはじめカルシウムやカリウムに
鉄などのミネラル類が豊富に含まれた
健康と美容に効果的な食材の1つです。
いつ頃から切り干し大根が食べられるようになったのかは
不明ですがおそらく日本に大根が伝わったと同時に
誕生したのではないかと言われています。
日本で最も大根の栽培が盛んに行われるようになったのは
江戸時代からになります。
特に尾張地方では切り干し大根が積極的に
生産されていたそうですが明治以降に愛知県から宮崎県へ
切り干し大根の技術と共に青首大根が伝わり
現在では日本一の切り干し大根生産地として知られています。
ところで切り干し大根は完熟した大根を細かくカットして
天日干しをしてカラカラになるまで乾燥させた乾物なので
使用する際は水で戻してから煮物などに使うかと思います。
そして戻す前は水分が含まれていないため少なく感じるのですが
水分を吸収すると量が倍になるため意外と余ってしまいますよね。
そこで今回は余ってしまった切り干し大根を
冷凍保存する方法と保管期間そして冷凍保存による
味落ちの心配などについてご説明したいと思います。
切り干し大根の冷凍保存期間はいつまで?
切り干し大根を使用する際必ず水で戻してから
使用するかと思いますがこのとき乾燥した状態よりも
量が多くなるため予想していた量よりも
多かったりする場合があります。
数日以内に使い切ることが可能な場合は
濃い味付けで調理を行い煮沸消毒を行った
容器へ入れて冷蔵保存するのがオススメです。
しかし数日以内に食べ切ることができない場合は
冷凍保存するようにしましょう。
では冷凍保存した切り干し大根の保存期間は
いつ頃まで可能なのでしょうか。
切り干し大根を冷凍保存する場合保存状態にもよりますが
平均2週間から1ヶ月ほど保管することが可能です。
しかし長期間保存する場合は1度煮直すなどの対策を取っておくと
次回使用する際安全に使うことができますので
時間のある方は煮直すことをオススメします。
切り干し大根を冷凍保存した場合、味落ちする心配はないの?
冷凍保存する際最も気になるのが「味落ち」です。
実は冷凍庫で保存する場合料理や食材によって
向き不向きがあるため全てのものを
冷凍庫で保存できるわけではありません。
例えば南瓜やヒジキなどは冷凍保存しても
味落ちする心配はないのですがタケノコや蕎麦などは
冷凍保存をすると食感が悪くなったりせっかくの風味が
損なわれ味落ちしてしまう可能性があります。
では切り干し大根は冷凍保存しても
味落ちする心配はあるのでしょうか?
実は切り干し大根は使用されている食材にもよりますが
きんぴらごぼうやひじきなどと同じく
冷凍保存に向いている料理の1つです。
通常大根はその瑞々しくシャキッとした食感を持った野菜ですので
冷凍保存には不向きなのですが切り干し大根は1度天日干しをして
カラカラに乾燥させた乾物ですので冷凍保存しても
それほど味の変化がなく解凍後もおいしく召し上がることができます。
しかし切り干し大根を冷凍する場合1つ注意点があり
出来る限り水分の少ない状態で冷凍保存するようにしましょう。
その理由は切り干し大根は解凍すると中から水分が
溢れ出てくるためビシャビシャになってしまいます。
お弁当のおかずとして活用される場合はご注意ください。
では切り干し大根の冷凍保存の方法について
お伝えしたいと思います。
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