こどもの日といえばこいのぼり。
鯉は産卵の時期になると川の上流にのぼっていきます。
その様子を出世にたとえこいのぼりを飾る習慣ができました。
そんなこいのぼりはいつからいつまで飾るのか?
マンションでは?また、何歳まで飾るのか?をご紹介します。
こいのぼりはいつからいつまで飾る?
端午の節句は5月5日のこどもの日ですね。
こどもの日が近づいてくると空を気持ち良さそうに
泳ぐこいのぼりをよく目にします。
男の子が生まれるとこいのぼりを用意するご家庭も
たくさんあると思いますが
実際飾るとなるとこんな風に思いませんか?
いつ頃こいのぼりを飾るのだろう?
こどもの日を過ぎたらいつしまえばいいのだろう?
そこでこいのぼりはいつからいつまで飾るものなのかを調べてみました。
![koinobori](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/koinobori.png?resize=200%2C165&ssl=1)
結果としてははっきりとした決まりはないようです。
世間で多いのは4月上旬から出して5月中には片付けるようです。
ただ地域性もあり長野県の一部地域では
6月も飾るところもあるようです。
上記をふまえて二十四節気を元に考えるとこいのぼりを出すのは
4月5日頃の清明あたりがおすすめです。
清明とは全てが清らかでけがれがなく明らかな頃という意味があります。
4月5日頃からの大安で晴れた日に飾ると縁起も良いようですよ。
同じように二十四節気から考えるとこいのぼりをしまうのは
5月5日こどもの日を過ぎて小満とされる5月21日頃がおすすめです。
小満とは植物が大きく成長した頃の満ちた頃という意味で
その後緑が濃くなっていきます。
なので心身ともにさらに子供の成長を願う想いと通じます。
こちらも飾る日と同じように大安で晴れた日にしまうと
縁起も一緒に担げますよ。
こいのぼりのマンションでの飾り方は?
こいのぼりの購入を考えるときにまず大事なのは
どこに飾るのか?ということになります。
最近は住宅事情もかわってきて昔ながらのお庭に大きな
こいのぼりという風景も少なくなってきましたよね。
マンションではどのような飾り方があるのでしょうか。
いまはベランダ用のこいのぼりが販売されています。
ベランダといっても手すりと柵があるタイプや柵はなくて壁があり
手すりのあるタイプなどベランダの形も様々です。
ベランダ用こいのぼりは取りつける金具などがセットになっていますが
自分の家のベランダの形状にあったものを選ぶことが大切です。
![koinobori](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/koinobori-1.jpg?resize=150%2C210&ssl=1)
手すりや柵の幅が合うか確認しましょう。
手すりや柵に取り付けられない場合はこいのぼりを
スタンド型のもので立てて飾ることができるものもあります。
これなら賃貸でも手すりや柵を傷付ける心配もありませんね。
こいのぼりの大きさは1.2m~2m位までが良いでしょう。
これより大きいと階下や隣のベランダに
こいのぼりが届いてしまう場合があります。
居住者によってはヒラヒラと動くこいのぼり自体や
こいのぼりの影が不快と感じる方もいるようなので配慮が必要です。
素材は軽量、耐水性、耐久性に優れたポリエステル製がおすすめです。
こいのぼりが軽いと落下した場合の危険が少なくなります。
また軽いので少しの風でもゆったりと泳いでくれますし
速乾性もあるので雨などでの染め落ちの心配もありません。
ベランダ用こいのぼりはネットショッピングでも
販売していますので参考にしてみてください。
マンションよっては管理規約でこいのぼりを飾ることを
禁止しているところもありますので事前に確認しましょう。
ベランダに飾ることができない場合は室内で
手作りのこいのぼりを楽しむのも良いですよ。
作り方は別記事にてご紹介しています。
こいのぼりは何歳まで飾るもの?
男の子が生まれると初めての端午の節句である
5月5日のこどもの日からこいのぼりを飾ることが多いと思いますが
何歳まで飾るものなのかはよくわからなかったりしますよね。
そこでこいのぼりは何歳まで飾るものなのか調べてみると
基本的に決まりはないようです。
![koinobori](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/koinobori-1.png?resize=150%2C296&ssl=1)
やはり地域や各ご家庭の風習によって違いがあるとは思いますが
これが本当!っていうものはありません。
こいのぼりを販売している業者の方が「こいのぼりを飾るのは五歳まで」とか
「二十歳になったら内飾りは供養する」と言って販売していることもあるようですが
正当な風習とは限らないようです。
本来こいのぼりを飾る慣わしはお子さんが健やかに成長すること
成長したら出生することや家内安全を願うものです。
なのでお子さんを中心に考えてお子さんが
こいのぼりを飾ることを喜んでくれるうちは
お子さんのために飾ってあげるのが良いと思いますよ。
10歳を過ぎると照れくさくなる子が多いようなので
十何回かしか飾らないであろうこいのぼりを
お子さんの成長とともに写真に残し思い出の一つにしたいですね。
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