少しずつ暖かい日が増え春が近づいてくると
花粉症をもつ人にとっては辛く嫌な時期になります。
そんな花粉症体質を食事で改善できるのか
花粉症にはどんな食べ物や飲み物が効果的なのか
また花粉症だと果物アレルギーになりやすいのかを
まとめてみました。
花粉症を食事で体質改善!
花粉症って発症する人と発症しない人がいますよね。
いま日本では4人に1人約3000万人が
発症していると言われていますが
昔はこれほど多くありませんでした。
花粉が突然増えた為に花粉症の人が急増したわけではなく
現代人の食生活の変化や大気汚染などが
大きくかかわっていると考えられています。
同じ場所や環境で育っても花粉症を
発症する人と発症しない人がいます。
人の体の免疫細胞の働き方には個人個人で違いがあり
花粉症もその人の体質が大きく関わっていると思われます。
ですので花粉症は食事で体質を改善することで
発症しにくくすることができます。
その中でも効果的なものが体を温める食事です。
なぜ体を温める食事が良いかというと花粉症の症状である
鼻水やくしゃみ、涙などは体から冷えの原因となる水分を出して
体を温めようとする防御反応が働いているために
起こると考えられているからです。
![vegetable](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/02/vegetable.png?resize=204%2C192&ssl=1)
引用元:http://www.ashiyase.jp/sp/drmori/vol32.html
体を温める食材は生姜・唐辛子・ねぎ・ニラ・根菜・鶏肉
りんご・みかんなど冬が旬のものがおすすめです。
昔から旬の食べ物を食べなさいと言われている理由は
体を冷やさないためだったのですね。
花粉症の予防や改善を考えている方はこういった食材を
使った温かいスープやお鍋など効果的な食事を取り入れてみましょう。
花粉症に効果のある食べ物や飲み物は!?
花粉症を治すには過剰な免疫反応を抑え
免疫力を高めることが効果的です。
そのためには免疫力を高める効果のある
食べ物や飲み物を摂取する必要があります。
花粉症に効く主な成分はポリフェノール・DHA・乳酸菌などです。
特にポリフェノールは強い抗酸化作用を持っており
活性化酸素を排除してくれるのでおすすめです。
お茶はポリフェノールのカテキンを多く含んでいます。
毎日温かいお茶を飲む習慣をつけるととても効果があります。
また玉ねぎにはポリフェノールの一種であるケルセチンが
納豆はポリフェノールを多く含む大豆を加工しています。
![nato](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/02/nato.png?resize=150%2C153&ssl=1)
大豆には多くの分解酵素が含まれており
それらの働きも花粉症改善に効果があります。
DHAはアジやサンマなどの青魚に多く含まれています。
その他にシソは過剰に働く免疫機能を正常に戻し
アレルギー反応を抑えてくれ悪玉コレステロールを
減少させる働きがあります。
黒酢はアミノ酸が含まれており目のかゆみや
鼻づまりの症状を緩和してくれます。
![kurosu](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/02/kurosu.png?resize=70%2C230&ssl=1)
またアミノ酸には細胞を再生させる働きがあり
より強い粘膜細胞を作ることができるのでおすすめです。
上記にあげた食べ物や飲み物をうまく取り入れ
花粉症の季節を気持ちよく過ごしたいですね。
花粉症の人は果物アレルギーに注意!?
花粉症の方は食物アレルギーの一種である果物アレルギー
(正式名称は口腔アレルギー症候群)に対する注意も必要です。
また果物アレルギーとも呼ばれていますが一部の野菜も含みます。
果物アレルギーは特定の果物や野菜を食べると
花粉を吸い込んだ時と同じように
のどの奥や舌に痒みや痛みを感じます。
さらに吐き気や下痢などの消化器症状や肌に蕁麻疹を起こします。
もっと強い反応がでてしまうと花粉症ではあまり起きない
喘息発作を起して救急車を呼ぶ事態に発展する場合もあります。
でもなぜ花粉症と果物アレルギーが関係あるのでしょうか。
それは花粉症を起こす花粉アレルゲンと特定の果物や
野菜が持つアレルゲンが共通しているためです。
そのため口から入ったアレルゲンと花粉症を起こす抗体が
反応してアレルギー反応を引き起こします。
花粉症の中でも特に注意したいのがシラカバやブタクサです。
シラカバ花粉症では約半数の人に何らかの果物アレルギーが
みられると言われておりバラ科のりんご・桃・梨・苺・さくらんぼや
マタタビ科のキウイに対してアレルギー反応がみられます 。
![fruit](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/02/fruit.png?resize=180%2C180&ssl=1)
ブタクサ花粉症ではバナナ・スイカ・メロン
キュウリに対してアレルギー反応がみられます。
またスギとヒノキによる花粉症は
果物アレルギーにはあまり影響しないようです。
ただトマトには反応することもあるようなので注意してください。
そんな果物アレルギーですがアレルゲンとなるタンパク質は
熱で分解されやすく加熱してから食べると起こらないこともあります。
果物もジャムやジュースだと問題ないようです。
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