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毎年新しい年になると日本各地の神社仏閣に
大勢の人々が初詣に訪れます。
特に京都府の伏見稲荷大社や平安神宮
東京都の明治神宮、千葉県の成田山新勝寺などは
毎年数十、数百万人の参拝者が訪れており
年始のニュース番組でも特集されるほどです。
ですがなぜ日本人は初詣を行うようになったのでしょうか。
初詣の由来や意味そしていつまでに
行けば良いのかなどをご紹介したいと思います。
初詣の由来や意味とは?
初詣とは別名「初参り」と呼ばれており
新たな年を迎えた正月初めに初めて神社や寺院へ参詣し
その年1年間の幸福を祈願することです。
初詣の由来は「年籠り」という古くから
日本で行われている風習が起源となっています。
年籠りとはその家族で最も偉い方が
新たな年を安穏に過ごすために
大晦日の夜から元日の朝にかけて
氏神様の社に籠り祈願することです。
![hatumoude](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2015/12/hatumoude.png?resize=220%2C261&ssl=1)
現代では「年籠り」という行事こそ
行われておりませんがその名残は今も残っており
12月31日の大晦日の夜に詣でる「除夜詣」と
元日の朝に詣でる「元日詣(元旦詣)」の2つに分けられ
多くの日本人の間で行われる年始行事の1つなっています。
そして元日の朝に詣でる「元日詣」ことを
「初詣」と呼ぶようになり定着したと考えられています。
現代の初詣といえば有名な社寺へ赴き
参詣する方も多いと思いますが
これは鉄道などの交通機関が普及したことによって
誕生したものであり江戸時代の終わりまでは
氏神様に参詣したり、自宅から見て恵方にあたる社寺で
元日詣を行う「恵方詣り」を行っていたそうです。
有名な社寺へ足を運んで参詣するのも良いですが
たまには気分を変えて昔ながらの初詣を
行うのも良いかもしれませんね。
初詣はいつまでに行くの?
初詣といえばこんな風に思っている人も多いのでは?
「1月1日に向かうものだ!」
「1月1日から3日までの三が日の間に行けばいいのよ。」
人によって初詣の時期がまちまちですよね。
なかには松の内が終わるまでの期間ならば
初詣になるという意見もあります。
いったいどのタイミングで
初詣に向かえば良いのでしょうか?
![hatsumoude](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2015/12/hatsumoude.png?resize=250%2C249&ssl=1)
初詣はいつまでに行くものかという疑問ですが
実は特に決まりがありません。
実は初詣とは初めて参詣した瞬間のことを指すため
1月に時間が取れず2月や3月に社寺へ行き
お参りをしたのであればそれが初詣になるのです。
ですが初詣は新しい年を安穏に
過ごせるようにと祈願する行事ですので
できれば1月1日から3日までの三が日の期間に
行うのがオススメです。
しかしどうしても3が日に初詣に行くことが
できないという方は松の内の期間内に
行うのが良いでしょう。
ただし松の内の期間は都道府県や
地域によって異なりますので
事前に確認しておくことをオススメします。
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