日本人は春になると繚乱かつ優美に咲き誇る
桜を愛でる習慣があります。
日本人が桜の花を愛するようになったのは
平安時代の頃からだと言われています。
平安時代以前は山の神様が里へ降りてきた際の
依り代として選ばれたのが桜でした。
桜という名は山の神様の名前「サ」と神様が鎮座する
「クラ」を融合させて付けられた名前と言われており
山の神様に1年の豊作を祈願するために桜の樹の下に
お供えものをし神様と共に宴を楽しんだと言います。
平安時代になると貴族たちは美しく咲き誇る桜を愛で
歌を詠み盛大な宴を催し江戸時代になると庶民の間でも
お花見が浸透し現在に至ります。
特に太閤・豊臣秀吉が1598年に真言宗醍醐派の
総本山「醍醐寺」で行った「醍醐の花見」は
有名な話として知られています。
さて大勢の人々の心を魅了してきた桜ですが
気象庁より桜の開花予報が発表されると
3月から4月にかけての予定を確認する方々も
多いのではないでしょうか。
そこでお花見に最適な時期やあると便利なグッズ&お花見弁当で
人気の具材ランキングにオススメスイーツレシピまで
一挙ご紹介したいと思います!
お花見開催オススメ時期&話題のスポットまとめ!
毎年「Walker plus」や「るるぶ」など様々な
観光・レジャーサイトなどで今最も話題の桜の名所を
ランキングや見頃を掲載しておりたいへん便利な世の中となりました。
そこでお花見を行うのにオススメの時期と
今話題沸騰通の人気スポットをご紹介したいと思います!
桜開花予想は2月頃に気象庁から発表されるため
詳しい予想をご紹介することは出来ませんが今年も昨年同様
3月下旬から4月上旬にかけて日本各地で桜の開花が
行われるのではないかと言われています。
では今話題沸騰中のお花見スポットを3つご紹介します。
鶴山公園
岡山県津山市にある津山城の桜は昨年4月上旬から
中旬にかけて満開を迎えたベストスポットです。
![sakura](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/sakura.jpg?resize=300%2C199&ssl=1)
引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/sash_yasan/33381437.html
鶴山公園は「日本さくら名所100選」にも
選ばれている岡山県屈指の名スポットであり
カップルや家族連れで大賑わいとなっています。
特に津山城の立派な石垣を背景に咲き乱れる優美な桜は
インパクトがあり1度見たら忘れられません。
鶴山公園ではお花見期間中ご当地特産品店や
グルメフェスティバルを開催するなど
イベントも盛りだくさんですので
老若男女問わず楽しむことができます。
岡崎城
愛知県岡崎市にある岡崎城は東海地方で
行ってみたい桜の名所の人気No.1となっており
今注目のお花見スポットとなっています。
![okazakijo](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/okazakijo.jpg?resize=300%2C175&ssl=1)
岡崎城の桜はお城を中心におよそ1000本の桜が
優雅に咲き誇り夜には岡崎城と桜のライトアップが行われ
お城と桜の幻想的な景観にウットリしてしまいます。
園内は24時間開放しておりお花見期間中はお休みなしで
解放しているのでいつでも好きな時間に桜を愛でることが可能です。
上野恩賜公園
東京都台東区にある総面積53万8000平方メートルの
巨大な公園には東京都内でも有数の桜の名所です。
この地でお花見が行われるようになったのは
天海僧正が江戸城鎮護を祈願し創建した
寛永寺の時代からであり1624年頃から既に
江戸随一の桜の名所として知られていました。
![uenoonshikoen](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/uenoonshikoen.jpg?resize=300%2C232&ssl=1)
引用元:https://jafnavi.jp/
現在は付近に美術館や動物園など子どもたちが
楽しめるスポットもあり桜を見たついでにふらりと
立ち寄れるのが良いとパパやママから人気があります。
またうえの桜まつりも開催されるため家族連れだけではなく
カップルやお友だち同士でお花見を満喫することが可能です。
他にも東京都目黒区の「目黒川」や京都府京都市伏見区の
「醍醐寺」新潟県上越市の「高田公園」なども人気の
お花見スポットとなっていますのでお近くにお住いの方は
3月から4月頃にふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お花見の際にあると便利なグッズをご紹介!
お花見を開催する4月頃は丁度新入学生や新入社員が学校や職場へ
やってくる時期と重なるため上司や先輩たちは新たに入ってきた
若者たちと少しで親睦を深めようと大勢を集めてお酒を酌み交わしたり
おいしい料理に舌鼓を打って楽しい時間を共有しようとするかと思います。
そんな大切な催しの際に幹事に抜擢された方は
お花見の開催日までに様々な準備をする必要があります。
そこでお花見の際にあると便利な
グッズを一挙ご紹介したいと思います!
お花見便利グッズリスト
●ビニールシート
お花見を開催する重要なスペースとなるビニールシートは
お花見の参加人数に合わせてサイズを選ぶようにしましょう。
![vinylseat](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/vinylseat.png?resize=200%2C133&ssl=1)
またブルーシートだとどこに場所取りをしたのか
分からなくなってしまいますので出来る限り派手な
カラーのものを購入しておくことをオススメします。
●ダンボール【便利グッズ】
ビニールシートの下に敷いておくとお尻が痛くなりにくく
地面から伝わるひんやり感の予防にもなります。
![danbo-ru](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/danbo-ru.png?resize=180%2C162&ssl=1)
●赤ちゃんのおしりふき【便利グッズ】
水道が近くに無い場合赤ちゃんのおしりふきがあると便利です。
![vg](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/oshirifuki.jpg?resize=250%2C123&ssl=1)
ウェットティッシュでも良いのですが赤ちゃんのおしりふきの方が
柔らかく汚れを落としやすいというメリットがあります。
●ティッシュ&トイレットペーパー
お花見の時期は丁度花粉症シーズンにも重なっておりますので
ティッシュやトイレットペーパーをたくさん用意しておくと
良いでしょう。
![tissue](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/tissue.png?resize=120%2C140&ssl=1)
特にトイレットペーパーは施設内のトイレットペーパーが
切れた際にたいへん重宝します。
●紙食器類&マジックペン【便利グッズ】
お花見の際料理を食べたり飲み物を飲んだりするのに
必要となる紙食器類ですが誰がどのお皿を使用したのか
分からなくなってしまいますよね。
![magicpen](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/magicpen.png?resize=150%2C112&ssl=1)
それを予防するためにマジックペンを用意しておき
それぞれのお皿に名前を書いておくと間違えなくて済みます。
●カイロなどの防寒グッズ【便利グッズ】
お花見シーズンは3月から4月に行われますがこの時期の気温は
10度から15度と肌寒いので必ず防寒グッズを準備しておきましょう。
![kairo](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/kairo.jpg?resize=160%2C160&ssl=1)
忘れたという方もいらっしゃるかと思いますので使い捨てカイロや
ブランケットなどは複数用意しておくと良いでしょう。
●地域指定のゴミ袋
お花見のマナーですね!宴を楽しんだ後は上司や先輩関係なく
近くのゴミ拾いを行ってから帰宅するようにしましょう。
![gomibukuro](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/gomibukuro.png?resize=120%2C173&ssl=1)
●布テープ
クラフトテープの場合剥がれてしまう可能性がありますので
レジャーシートを止めるためには1つ布テープを買っておくと良いでしょう。
![nunotape](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/nunotape.png?resize=120%2C120&ssl=1)
他にも天候が変わりやすい季節でもありますので雨具や
長時間座っているのが辛くならないように折り畳める
イスやテーブル日が暮れても後片付けが出来るように
懐中電灯なども用意しておくとたいへん便利ですので
覚えておきましょう。
また飲み物が切れてしまった場合自販機などで
購入されるかと思いますので100円玉や10円玉を
大量に用意しておくことをオススメします。
基本的にはバーベキューを行う際とあまり変わらないので
アウトドアが好きな方にどんなものを用意していったらよいか
アドバイスを貰っておくとスムーズにお花見の準備が整うかと思います。
お花見のお弁当の具材ランキング&オススメスイーツレシピ!
今までのお花見は幹事や女性がお弁当を作って
会場まで持ってきてくれていたと思います。
ですが最近では有名ホテルや人気ファストフード店などのオードブルを
お花見会場までケータリングを行ってくれるサービスも増えており
食事だけではなく飲み物やデザート、防寒具に便利グッズなど
必要なものをほぼ全て運んでくれるためたいへん重宝します。
さてそんなお花見ですが便利なケータリングサービスも良いですが
やっぱり女性の手作りお花見弁当は有名ホテルや人気の
ファストフード店よりも愛情がこもっていてとってもおいしいものです。
そこで今回はお花見弁当で人気の高いおかずと
オススメスイーツレシピをご紹介します。
お花見弁当で人気のおかずランキング!
第3位・・・ポテトサラダ
子どもから人気の高い「ポテトサラダ」はコッテリした
おかずの多い行楽弁当には欠かせない1品です。
![potatosalad](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/potatosalad.png?resize=150%2C150&ssl=1)
ポテトサラダの嬉しいところは様々な野菜を使って
華やかにアレンジすることができることです。
ポテトサラダといえばキュウリやニンジンが一般的ですが
コーンを加えたりツナを入れたりとアレンジができるので
春に旬を迎える野菜をふんだんに使ってみてはいかがでしょうか?
第2位・・・揚げ物
コロッケや串カツ・手羽先に竜田揚げなどカラッと揚がったおかずは
子どもからも大人からも人気の高いおかずです。
![karaage](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/karaage.png?resize=190%2C190&ssl=1)
特に揚げ物の中でも「からあげ」は人気が高く前日に
下味を付けておけば当日は揚げるだけですしなにより
冷めてもおいしく召し上がることができるのでオススメです!
から揚げの下味をニンニク醤油やカレー
話題の塩糀など複数用意しておくと
たいへん喜ばれます。
第1位・・・卵焼き
日本人の食卓に欠かせない定番のおかず「卵焼き」は
お花見のお弁当のおかずとしても大変人気があります。
卵焼きは関東と関西では味が違うためお花見に参加されている方の
出身地によって2つのバリエーションを用意しておくと
「この子、女子力高いな!」と一目置かれること間違いなしです。
![tamagoyaki](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/tamagoyaki.png?resize=180%2C180&ssl=1)
卵焼きの黄色はお弁当をパッと明るく華やかにしてくれる効果があり
子どもが食べやすいように牛乳とマヨネーズを隠し味に使用したり
桜でんぶや浅葱などを加えてカラフルな卵焼きにするのもオススメです。
日本人に馴染み深い卵焼きはシンプルながらもホッとする
優しい味わいのおかずですのでお弁当には必ず入れておきましょう。
お花見に最適なスイーツレシピ
お花見の定番スイーツは「三色団子」ですがここは桜の魅力を
たっぷり引き出した美しいスイーツを手作りしてお花見参加者を
アッと驚かせてみてはいかがでしょうか?
シベリアを思わせる餡カステラの桜クリーム添え
ジブリ作品にも登場した羊羹をカステラで挟んだ
和スイーツ「シベリア」を彷彿とさせる
「餡カステラの桜クリーム添え」は
美しい桜の樹の下で食べるのに最適なデザートです。
![kasutera](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/kasutera.png?resize=250%2C163&ssl=1)
引用元:http://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/a36115344aea846357ddcd1cf1dc8fea.html
●材料
・カステラ:2切れ
・こしあん:大さじ4杯
・キルシュ:小さじ1杯から2杯ほど
・桜の花の塩漬け:2本
・生クリーム:50mlから60ml
・砂糖:大さじ1杯
①カステラが厚い場合は半分にカットしこしあんとキルシュを混ぜ合わせておきます。
②桜の花の塩漬けは水洗い後水に漬け込み少し塩分を抜いたら
水気を絞ってみじん切りにしておきます。
③カステラの半量にキルシュを混ぜたこしあんを塗りカステラを重ねて軽く押さえます。
④③を縦半分にカットします。
⑤ボウルへ生クリームと砂糖を投入し7分立てにします。
⑥⑤に塩抜きを行った桜の花の塩漬けを加えてしっかり混ぜ合わせたら完成です。
桜の花の塩漬け入り生クリームとこしあんサンドは
懐かしさを感じさせてくれるスイーツですので年上の方が
お花見に参加されている場合は1つ作ってみてはいかがでしょうか。
お酒との相性抜群!桜ラスク
お花見といえば日本酒にビール・ワインなど
アルコール飲料は欠かせませんよね!
そんなアルコールのお供に最適な春を感じさせてくれる
オススメスイーツがあります。
それは「桜ラスク」です。
![rusk](https://i0.wp.com/sumairuseikatsu.com/wp-content/uploads/2016/04/rusk.png?resize=250%2C188&ssl=1)
引用元:http://cacheplus.exblog.jp/20515915
●材料
・バケット:1本
・桜の花フレーク:小さじ1杯+1/2杯
・グラニュー糖:大さじ2杯
・無塩バター:40g
・桜の花の塩漬け:お好み
①バケットを1cm幅でカットし天板に並べます
②140度のオーブンで片面5分、裏面5分焼きます。
③桜の花フレークとグラニュー糖をしっかり混ぜ合わせ
柔らかくしておいたバターに加えて焼き上がったバケットの片面に塗ります。
④③を150度のオーブンで10分から13分ほど焼いたら完成です!
桜の花の塩漬けは焼き上がった後に乗せる
デコレーション用ですのでお好みで用意してください。
もしもバケットが余ってしまった場合は
『抹茶:小さじ1杯/グラニュー糖:大さじ2杯/無塩バター:40g』
を用意し抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせたものを柔らかくなった
バターへ加え1度焼いたバケットへ塗って再び焼けば
完成しますので是非挑戦してみてください。
まとめ
お花見の時期や便利グッズなどを
ご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
お花見というのは昔から桜を愛でるものですので
どんちゃん騒ぎを楽しむものではありません。
お花見を催す際は主役である桜の樹に対するマナーを忘れず
周囲の方々やお花見会場を提供してくださっている施設の方々に
迷惑となる行動は慎むように心掛け節度あるお花見を行いましょう。
最新情報をお届けします
Twitter でsumairuseikatsuをフォローしよう!
Follow @sumairuseikatsu
コメントを残す