毎年5月の第2日曜日は母の日ですが皆さんは
今年の母の日のプレゼントは既にお決まりですか?
母の日は普段恥ずかしくてお母さんに言うことができない
「ありがとう」を伝える日なのですが何を贈ったら良いか分からず
定番のカーネーションをプレゼントされる方も多いようです。
しかし生花の寿命は短く鉢植えですと折角の贈り物だから
枯らさないようにしなくちゃと思うお母さんも多いため
園芸が趣味なお母さんではない限り避けた方が無難でしょう。
そこでオススメなのが半永久枯れることの無いプリザーブドフラワーです。
今回は母の日に贈るプリザーブドフラワーの
いろはについてご紹介してゆきたいと思います。
プリザーブドフラワーってなに?ドライフラワーとは違うの?
プリザーブドフラワーとはドイツのベルリン大学とベルギーの
ブリュッセル大学の郷土研究にて誕生した次世代フラワーです。
そのプリザーブドフラワーの名を全世界に発信させたのは
フランスにあるヴェルモント社であり1987年のことでした。
そして1991年に世界特許認定を取得し1993年に日本にやってきました。
プリザーブドフラワーは生花のように瑞々しく美しい容姿を保ちながら
ドライフラワーのように半永久的に咲き続けることができるため
ウェディングブーケやコサージュなどにも活用されており
幅広い女性たちから人気を集めています。
そんなプリザーブドフラワーですが実は
ドライフラワーの1種であることはご存知でしたか?
ドライフラワーといえば花を風通しの良い場所へ吊るして自然乾燥させる
ハンキング法・茎を3cmほど残した状態でカットしワイヤーを通して乾燥させる
ワイヤリング法・コップに水を注ぎ生花からゆっくりと水分を抜き取る
ドライインウォーター法などを用いて生花から水分を奪い取り
乾燥させて作られています。
一方プリザーブドフラワーは専用の液体使って脱水や
脱色を施し着色をしてから自然乾燥させて作られています。
どちらにも花を乾燥させる工程は含まれておりますが
プリザーブドフラワーの方がドライフラワーよりも
花が生き生きとしており色彩も鮮やかで柔らかな
印象を持っています。
またドライフラワーは日持ちすると言われておりますが
実は色褪せしやすくて壊れやすいため寿命は最大で3ヶ月と
言われています。
しかも落ちガラの片付けや防虫対策をしっかり
行わなければなりませんので管理も大変です。
しかしプリザーブドフラワーはドライフラワーとは異なり
落ちガラの片付けや防虫対策する手間もありませんし
正しい方法で管理し続けることが出来れば
10年以上日持ちさせることも可能です。
しかし最近プリザーブドフラワーにライバルが登場し
やや人気に陰りが見えています。
プリザーブドフラワーと怒涛の人気を誇っているのは
「アイスフラワー」と呼ばれるドライフラワーの仲間です。
プリザーブドフラワーは生花のような瑞々しく美しい容姿を維持することが目的でしたが
アイスフラワーはプリザーブドフラワーで感じることができなかった生花本来の香りや
温かみのある自然本来の色彩を長期間楽しむことができるため注目が集まっています。
プリザーブドフラワーを自宅で簡単に作る方法ってあるの?
プリザーブドフラワーですがショップで購入するのではなく自宅で
手作りしたものをプレゼントしたいという方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回はプリザーブドフラワーを自宅で手作りする方法をご紹介します。
①お好みの生花をフラワーショップで購入してきましょう。
生花の品種や使用する溶液によって工程が異なりますのでご注意ください。
今回はバラの作り方についてお話を進めさせて頂きます。
②活きの良い花を用意します。
花に元気が無い場合は水きり・水揚げ・湯揚げ・焼き揚げ
などを行ってから生花を生き生きとさせてから
プリザーブドフラワー作りを始めてください。
③脱水と脱色
1.力強く咲き誇る生花を茎から3cmほどの位置でカットし
専用の脱色剤に漬け込みます。
このとき花全体が浸かる量の溶液を容器へ注いでおきましょう。
2.溶液に漬けた花から空気を抜き取るためにピンセットを使って
生花の茎を掴み、溶液の中で軽く揺すり、花びらの隙間から空気を抜き取ります。
3.空気を抜き取ったら容器に蓋をします。
4.ガクの部分までしっかりと脱色が行われたら完成です。
生花の種類や品種などによって漬け込む時間は異なりますが
バラの場合は平均6時間ほどでキレイに脱色することができます。
④着色と保存
1.脱水と脱色が完了したら溶液から生花を
取り出し溶液の水分をそっと切ります。
2.そのままの流れですぐに着色液に浸します。
このとき花びらの隙間まで着色液が入り込むように
着色液の中で軽く揺すり内部の空気をしっかり
抜き取りましょう。
3.空気が抜けたら着色液の中へ生花を漬け込み蓋をします。
4.漬け置きしたおいた生花全体がしっかりと色付けされていれば完成です。
バラの場合着色にかかる時間は平均12時間以上となっています。
⑤洗浄と保存
1.着色が完了したら生花を取り出して軽く水を切り再び脱色液へ漬けます。
2.脱色液の中でゆっくりと生花を揺すり花の表面
に付着している余分な着色液を落とします。
この工程は素早く行わないと脱色が始まってしまうので気を付けてください。
3.余分な着色液を落としたら台に乗せて直射日光の当たらない
風通しの良い場所で乾燥させてゆきます。
脱色や着色中にかたちが崩れてしまった場合は
このときにかたちを整えておくことをオススメします。
乾燥時間は生花の種類や品種気候などによって異なりますが
平均2日から3日長くても1週間くらいで完了します。
乾燥させる際はネコ除けネットがオススメで
トレイの上にキッチンペーパーを敷いて乾燥させると楽チンですよ。
プリザーブドフラワーを作る際は必ず換気が出来る場所で行いましょう。
また火の近くでは絶対に作業を行わないでください。
大きな事故に繋がります。
もっと簡単に作りたいという方はプリザーブドフラワー専門店にて
手作りキットを購入するのをオススメします。
また消毒用エタノールと精製グリセリン食紅やプリンターなどのインクを
使って作る方法もございますができればプリザーブドフラワー専用の
液剤を使って作ることをオススメします。
プリザーブドフラワーに+αの母の日スイーツレシピ!
母の日にプリザーブドフラワーだけを贈るもの
良いですがちょっぴり物足りませんよね。
そこでプリザーブドフラワーにお母さんたちが
喜ぶスイーツを+αし母の日を家族揃って
楽しむのはいかがでしょうか♪
ありがとうのメッセージ付きレアチーズケーキ
メッセージカードや言葉で感謝の思いを伝えるのが
苦手という方はスイーツに大きく「ありがとう」や
「Thank you」と書いてしまうのはいかがでしょうか♪
引用元:https://cafy.jp/10979
●材料
・クリームチーズ:200g
・砂糖:50g
・生クリーム:200cc
・レモン汁:大さじ2杯
・粉ゼラチン:5g
・熱湯:大さじ1杯
・ビスケット:15枚
・バター:60g
●ゼリー部分
・水:30cc
・レモン汁:大さじ1杯
・砂糖:大さじ1杯
・粉ゼラチン:小さじ2杯
・熱湯:大さじ1杯
●トッピング
・フルーツ:お好み
・チョコペン:1本
・アラザンなど:お好み
①ビスケットをビニール袋へ入れて粉々に粉砕します。
ちょっぴり食感があった方が良いという方は
やや荒めに砕いておくことをオススメします。
②バターを耐熱皿へ乗せて500wの電子レンジで
30秒ほと温めて溶かし①に入れて優しく揉み込みます。
③16cmのパウンドケーキ型にオーブンシートを敷き
②の溶けたバターを全体に行き渡らせたビスケットを
隙間無く敷き詰め、冷蔵庫で冷やします。
④クリームチーズを耐熱ボウルへ入れ
電子レンジで30秒ほど温めて柔らかくします。
⑤砂糖を2回に分けて④へ加えなめらかになるまで混ぜてゆきます。
⑥生クリームとレモン汁を加えてさらに混ぜます。
⑦熱湯に粉ゼラチンを入れて溶かししっかり混ぜたら⑥のボウルへ入れます。
⑧冷蔵庫からパウンドケーキの型を取り出しそこへ⑦を注ぎます。
⑨表面を滑らかに整えたら冷蔵庫へ入れて1時間ほど冷やします。
⑩熱湯にレモン汁と砂糖を加え熱湯に溶かしておいた
粉ゼラチンを加えてゼリー部分を作ります。
⑪⑩作ったらトッピング用のフルーツやチョコペンを用意しておきましょう。
⑫に⑪で用意したフルーツやチョコペンで
デコレーションを行い⑩のゼリーをそーっと流し込みます。
⑬冷蔵庫で冷やしゼリーが固まったらオーブンシートごと型から取り出して完成です。
和スイーツ好きのお母さんにオススメの水羊羹
引用元:http://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00008385
アジアンスイーツの定番「小豆×ココナッツ」を
和菓子にアレンジしたオシャレな水羊羹をご紹介します。
材料
A
・白玉粉:25g
・砂糖:3g
・絹ごし豆腐:35gから40gほど
B
・粉寒天:1g
・水:65g
C
・ココナッツミルク:85g
・砂糖:20g
・こしあん:130g
・食塩:少量
D
・クルミ:12g
☆Aの材料で白玉作りを始めます。
①Aの材料を合わせて耳たぶほどの柔らかさになるまで捏ねます。
②6等分しコロンと丸めます。
③沸かしたお湯に②を入れて茹でてゆき浮いてきたらさらに1分間茹でます。
④ざるに揚げ冷水に漬けて冷やしておきます。
☆Bの材料でココナッツ羊羹を作ります。
①Dのクルミを軽くローストしておき粗めに砕きます。
②火にかける前の鍋にBの材料を入れてしっかり混ぜておき強火で煮詰めます。
③煮溶かすように混ぜてゆき沸騰したら中火で1分間混ぜます。
④いったん火を止めCを加えます。
⑤滑らかになるまで混ぜ合わせ中火で3分ほど混ぜます。
☆仕上げに移ります。
①型を用意しクルミ・白玉の順で型に入れてBの⑤を注ぎます。
②粗熱が取れて固まったら完成です。
お茶請けとしても大人気の和スイーツですので是非母の日にいかがでしょうか。
母の日は年に1度しかありません。
普段は恥ずかしくてなかなか言えない感謝の言葉もこの日だけは素直になり
お母さんと一緒に手作りスイーツを食べながら現在の近況や思い出話で
コミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。
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