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春の七草と秋の七草の違いは?
春の七草にはこういった唄があります。
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」
おそらく1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
七草粥は1月6日の夜にまな板に春の七草を乗せて
この囃子唄を歌いながら刻んでゆき7日の朝に
お粥に入れるのが昔ながらの七草粥の作り方です。
地方によってはこの囃子唄が異なるのですが
意味はまったく同じです。
春の七草には年末年始にコッテリした食事で疲れた胃を休め
冬場に不足しがちな栄養素を補うことができるため
健康に良い料理の1つです。
春の七草といえば秋の七草とよく比べられるのですが
皆さんは春と秋の七草の違いをご存知ですか。
秋の七草は女郎花・尾花・桔梗・撫子・藤袴・葛・萩の7つですが
万葉歌人として知られる山上憶良が詠んだ2首が有名なので
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
秋の七草は春の七草とは異なり
季節の移り変わりを愉しむためのものなので
特別なにかの行事があるわけではありません。
しかしこれらの草花は紅葉や銀杏に負けない
美しさと儚さを有しており文学の秋らしい草花だといえます。
また秋の七草は漢方や民間薬として大活躍しており
古くから医薬品として活用されています。
今回は皆さんが疑問に思っている七草粥について
ご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
これから忘年会にクリスマス、おせちに新年会と
胃に負担をかける季節がやってきますので
今年は七草粥を食べて胃を休め
新たな年に向けてバリバリ働きましょう!
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